皆様へお知らせとお願い



ホームページをご覧の皆様へ。

この度は皆様に、本当に、悲しいお知らせをしなければならなくなりました。

暗所保存のボーカルを務めたakkkyが、2007年11月に、亡くなりました。

享年26歳でした。

11月27日に、彼の訃報が我々の元へ届き、28日に通夜、29日に告別式が行われました。



あまりにも突然のことで、未だに信じることが出来ずにいます。

そしてその事実と向き合うと、ただただ、言葉を失ってしまいます。



akkkyは本当に、歌を愛した男でした。

そして歌を愛する分、自分の歌に対して、厳しい男でした。

他のメンバーの下手糞な演奏には甘いくせに、自分の歌に対しては異常なほどのストイックさをもち、誰よりも上手いくせに決して努力を怠らない。

そんなボーカリストでした。

やつが残した歌声を聞いていただければ、やつのそんな歌に対する情熱が、皆様にも伝わることと思います。



akkkyの力強い歌声には、誰よりも、メンバーである我々が一番魅了されていました。

やつの歌声があったからこそ、我々は一つの音楽を作ってくることができました。

多くの人にとってそれはくだらない音楽だったかもしれないけれど、その音楽によって、僕らはあの瞬間を輝くことができました。

やつの歌声は、希望でした。

akkkyと一緒に、四人でバンドをやっていた、本当に、信じられないくらいに楽しかったあの瞬間は、いつまでも思い出なんかにならずに、色あせることなく、僕らの中にあり続けます。



告別式で弔辞を読ませていただいた際、我々は、akkkyとご親族の皆様に、一つの誓いを立てました。

 熱い時代を共に駆け抜けた、かけがえのない友のことを、そして、今後それ以上の歌声に出会うことのない、最高のボーカリスト『akkky』のことを、ずっと忘れない。 akkkyという偉大なボーカリストがいたんだということを、そしてそんなすげえやつと一緒に音楽をやっていたんだということを、一生、誇りとして語り継いでいく。

それが我々が立てた誓いです。



akkkyの死をきちんと理解することはあまりに難しくて、直面すると、ただ呆然とすることしかできません。

あまりに大きすぎて、きちんと受け止めることなんてできません。

情けない話ですが、やつの死を思うと、語るべき言葉一つ、見つからないのです。

ですが、せめてakkkyの生を、やつが確かにここに生きたということを伝えてゆきたい、そう考えています。

そして歌を愛したakkkyにとって、きっと歌を歌っていた時間が一つの生きた瞬間だったと思うので、その歌声を一人でも多くの人に伝えることが、バンドの仲間として今できる唯一のことだと思います。



下に、akkkyが残していった音源・ライブの映像などをまとめたページへのリンクを貼っています。

楽曲のために、皆様の耳に合わないかもしれません。演奏のために、お聞き苦しいかもしれません。

ですが、どうか、akkkyの歌声に耳を傾けてください。

我々の、自慢のボーカリストの声を、聞いてください。

そして、偉大な歌声がかつてここにあり、今ここにあるということを、どうか忘れないでください。



暗所保存の全楽曲(mp3ボタンを押すとダウンロードできます)

ライブの映像

akkky最後の歌声(網江君と)

akkkyが2ch「楽器作曲板」で作った音源



もし、akkkyの歌声から何かを感じたならば、一言でも結構ですので、下の記入欄からakkkyへのメッセージをくださいますようお願いします。

いただいたメッセージは、一冊の冊子に纏めるなど、何らかの形にして、akkkyとご家族の元へお届けしたいと考えております。



メッセージ記入欄(上手く表示されない場合はto_our_friend@mail.goo.ne.jpまで)



大変厚かましいお願いだとは思いますが、どうか、よろしくお願いします。

吉村 圭(K) 網江 光祐(網江君) 中村 寿男(130)